日本だけじゃなく、世界のリサイクルの仕組みも知ろう

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地球を守るためには世界のリサイクル事情を知るべき

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日本が採用している「発生源分別」

資源をリサイクルするためには、資源を回収して分別しなければなりません。
資源を分別するには、ゴミを出した市民が分別するか、リサイクル工場で作業員が分別するしかありません。

ゴミを出した市民1人1人が資源を分別することを、「発生源分別」といいます。
日本はこの方式を採用しています。
細かく指定された地域のゴミ出しルールや、スーパーなどの分別回収ボックスなどを思い出していただければ、どのようなものかイメージしやすいと思います。

「発生源分別」のメリットは、リサイクル工場で人を雇って分別させるコストが省けることです。
その代りに、市民がリサイクルに協力するという前提なしには成り立ちません。
ゴミが分別されないまま施設に送られてしまうと、施設の中で分別しなければならないどころか、他のゴミが混ざってしまった資源を廃棄しなければならないこともあります。


世界的にメジャーな「選別センター方式」

日本が採用している「発生源分別」と対をなす分別方法が、「選別センター方式」です。
実は、世界的には「選別センター方式」の方が多数派なのです。
「選別センター方式」とは、資源物をまとめてリサイクル施設に送って、施設の中で資源を分別する方法です。
この方式で資源を分別することによって、「発生源分別」よりも正確に資源を分別でき、二度手間にならずに済みます。
また、市民は個々人で資源を分別しなくて済み、リサイクル施設では市民の手によって分別が邪魔されるリスクが小さくなります。

一方で、リサイクル施設内での手間が大きくなるため、当然「発生源分別」よりもリサイクルにかかるコストが大きくなります。
このように、「発生源分別」も「選別センター方式」も一長一短があるのです。